開業資金 〜学生事業の資金調達〜
世の中には、浪人という逆境で大きく成長する人がいる。
どうも、 katharsisです。
今日は、我々の事業における開業資金の調達について書いて見たいと思います。
語りBar katharsisを開こう。
そんな僕たちに足りないのは、開業資金だった。
Barを開くには開業資金がいる。
物件を借りなければいけない。
お酒や食器類・冷蔵庫などを用意しなければならない。
事務的な許可や内装にもお金がかかるし、最初の方の家賃も必要。
祇園でBarをされていた方に様々なアドバイスをいただいていたのですが、初期費用としては最低でも200万は必要と言われた。
実際に不動産屋に行ったりして、試算して見たがやはりそれくらいは軽く必要になる。
ところで開業資金の集め方にはどのようなものがあるか。
簡単に思いつくものは
①自己資金(バイト代の貯金など)
②融資を受ける・助成金などを活用する
③出資を募る
の三つに大別される。
僕たちは①②を使い100万は集めた。
だがこれでやっと半分。。。
残りの100万を集めるには多くの人に事業をプレゼンし、協賛や支援を募るしかない。
僕たちがまず行ったのはクラウドファンディング である。
クラウドファンディング とはネット上で自らのアイデアをプレゼンし、それを多くの人に見てもらい、支援を募るという方法である。
僕たちのしたいこと、何を変えたいのか、それをみんなに届くように書くのに試行錯誤を繰り返し、完成させた。
そうして完成したのが下のクラウドファンディング 。
もう締め切りは過ぎていると思いますが一度読んで見て欲しい。
ただ簡単にはいかなかった。
最初は親しい友人や親族などが入れてくれた。
が2割程度で頭どめ。。。
文章を改善しようと何度も書き直しや見直しを行った。
SNSで拡散していたので結構批判や疑問の声も見かけた。
ただこれらは大きな宣伝になった。Barの地名度はかなり上がった。
でもまだクラファン達成には程遠い。
お金を持っている人に見てもらう必要がある。
まず多くの企業にDMで営業をかけた。
面白そうなタイトルからか返信をくれる人は少なくはなかった。
多くの大人に会いに行った。プレゼンした。
だが、ここでわかったことがある。
企業が理念ベースで出資することは稀である。
我々の活動がその企業にどのような利益をもたらすかを示す必要があった。
いくつかの企業とのアポに駆け回っていた時、あるイベントに僕たちは出向いた。
「社長と晩御飯」という企業と学生のマッチングアプリのローンチのイベントである。
そこには企業の社長さんが約50人参加しており、僕たち学生とお酒を飲み、ご飯を食べながら色々と語らうことができる。
これはチャンス!!とメンバー4人が出向き、多くの社長さんに話を聞いてもらった。
彼らはそのような意欲ある若者の話を熱心に聞いてくれる。
自分の経験を生かしたアドバイスをくれる。
中にはイベント終了後僕たち4人を居酒屋に連れていき、一緒に課題を考えてくれる社長さんもいた。
その中の社長さんの心に刺さったのであろう、僕らを支援してくれると言ってくれた。
クラファンの締め切りが残り一週間となり、その時点の支援額は3割に達成するかどうかのところであった。
僕たちはクラファンは宣伝媒体とみなし、そのような企業に直接出資をお願いする方向へと転換する方針を固め、対企業用のプレゼンに改善改良を加えていた。
ちなみにクラウドファンディング の手数料は結構高い。そのことを考えても直接出資をもっと募ろう。
そんなことを考えていた時に、先ほどのイベントで僕たちを支援してくれると言っていた社長が僕たちのクラウドファンディング に50万円の支援を入れてくれた。
びっくりした。クラファンの達成は厳しいかと方向転換をしかけていたが、これは絶対に無為にしてはいけない。そしてここまできたら最後の猛プッシュでいける。
SNSなどを通じて最後の呼びかけを行った。
実はこのブログを書いているのはクラウドファンディング 締め切り1日前なのである。
現在達成額は86%。
最後まで走り続けよう。
結果は明日の24時。