語るということについて
「ディスカッションをしなさい!」
小学生のとき、担任に怒られたことがある。
「あなた達がやっているのはただの言い合いです、国語の授業でそんなものは必要ありません」
(銀蔵ではなく雄也が更新します)
カタルシス営業開始から10日あまり経ちました。
何かを新しく始めると、賛同者が現れ、それと同量かそれ以上に批判意見も出てきます。世の常です。
カタルシスも例に漏れません。
[語り場になっていない][酒が高い][お前達は儲けたいだけだろう][身内感が強い][実態が不透明で恐い]
これらの意見は全て、もっともなものです。
もし僕が外部の人間であったら、間違いなくこの印象を抱いてしまうでしょう。
なぜ?
答えは簡単。
運営しているのが全員「等身大の京大生」であり、「アマチュア」だからです。
アマチュアはよくミスをします。
お客さんの前でグラスを割ってしまうこともあります。でも一生懸命やってると、そういう時だってあります、誰も完璧な人間などいない。
バーの批判意見に噛み付くことだってあります。でも一生懸命やっていると、そういう時だってあります、誰も完璧な人間などいない。
申し訳ない。
今回は、代表がツイッターで批判意見に対して強い口調を使って抗議しました。このことについては、多くの方々から意見をいただきました。話し合いの場を持ち、円満に解決しましたが、Twitter上の反応は冷ややかなものでした。
当たり前です。
語り場を標榜する以上、反対意見にも耳を傾けなければいけない。それを怠っているのを、SNS上の多くの人に見抜かれているのです。
ただ、これだけは言わせてください。
これは金の為にやってるんじゃない。
僕がこれまでにもらった報酬は、カクテル一杯と、レンジで温めた焼鳥と、ポップコーンだけです。
お金の余裕なんかほとんどないんです。
お酒の値段設定は少し高いかもしれません。
でもこれが試算した限界なんです。
語り場の雰囲気になっていないかもしれません。
でも予算内ギリギリで手作業で作ったんです。
身内感が強いかもしれません。
それは何とかします、時間をください。
僕達はまだまだアマチュアなんです。
アマチュアに石を投げないでください。
僕達は批判意見を全て受け入れられるほど強くはないんです。
時には、熱くなって代表のように言い返してしまいます。
でもそれは、本気でやっているからなんです。
何とかして、百万遍の一等地を、自由と呼べる空間に、大学生の語らう場にしたい。
その一心なんです。
語りましょう。
語りといえども形は様々です。
それは議論かもしれないし、討論かもしれない。しかし双方向である必要があるのです。そして対面でなければならないのです。匿名意見は何も建設しません。
意見のある方、少しだけカタルシスに足を運んでみてください。雰囲気を感じ取ってください。
アマチュアの京大生に会いに来てください。
そして、たくさん話しましょう。
自分のことでも、バーのことでも、時事のことでも。何でもいい。
小学校の先生は、もういらないはずです。
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